■縦:横 の比率■

紙のサイズは、JIS規格、紙の原紙、共に 短い辺:長い辺 の比がほぼ 1:√2になっています。
1:√2と言うのは、紙のサイズを倍にしても(半分にしても)、短い辺:長い辺の比率が変わらない究極の比率です。

A/0判 1189÷ 841=1.414
A/1判 841÷ 594=1.415
B/0判 1456÷1030=1.414
B/1判 1030÷ 728=1.415

1.414 = 「ひとよひとよにひとみごろ」=√2
紙の 長い辺÷短い辺=√2 になっています。

例えば正方形の場合、半分の面積で同じ正方形を作ろうとすると縦横両方の辺を切り取らなければいけません。
その点、1:√2の長方形は長い辺を半分に切ると面積が半分で同じ1:√2の長方形ができます。
短い辺:長い辺 の比が 1:√2 になっているおかげで、B/4判 とその半分のサイズ B/5判は同じ形をしているのです。


正方形を半分に切ると形が変わってしまう。 
同じ正方形を作るには2辺を切らなければいけない


1:√2長方形を半分にきると、面積が半分で横:縦の比率も変わらない
(対角線が重なるので相似形であることが分かる)

 

 

 

 

株式会社梅原洋紙店