■流れ目による特性■

紙の繊維は、繊維の並ぶ方向(下の図では上下方向)には伸縮しにくく、逆方向には伸縮しやすい。
紙がカールするのは、表裏の伸縮の違いによって起こるので流れ目を軸にして丸くなります。 これは、紙を水に浮かべてみたり、薄い紙なら息を吹きかけただけで確認できます。
同じように、流れ目に沿って折ると折りやすい。

流れ目に沿って破ると破りやすい。

と言う特徴があります。